岡山県立岡山操山高等学校

岡山操山中学校 通信制課程
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塾対象学校説明会

2017年07月04日

H29年度 塾対象学校説明会 校長挨拶 H29.7.3(月)10:00~12:00

 皆様、おはようございます。本校校長の近藤と申します。

 本日は大変お忙しい中、岡山操山高等学校の学校説明会にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。開会に当たりまして、一言、御挨拶を申し上げます。

 高校の方は、今日から1学期の期末考査(本校では第2回学力テストと言っておりますが、)が始まりました。1年生も入学してから3か月が経ち、学校にも随分と慣れ、学習や学校行事、部活動等に、思う存分、力を発揮しているところです。
 さて、後で各担当の教職員から説明をさせていただきますが、本校は、2年前から文部科学省スーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定され、将来のグローバル・リーダーに必要な資質・能力を身に付けていけるよう、全教職員が一丸となって取り組んでおります。
 また、高い志をもった本校の生徒たちがさらに伸びる「進学すべき大学」へと導くことも、我々の大きなミッションです。
 現在、高大接続改革の議論が大詰めを迎えておりますが、大きな流れは、いわゆる「学力の3要素」を高校でしっかりと育み、大学入試でその力を適正に測定し、受け入れた大学ではさらにその力を伸ばして社会に送り出す、というものだと思います。
 現中学校3年生が受験する「大学入学共通テスト(仮称)」は、思考力・判断力・表現力を中心に評価を行うものにシフトしていくとともに、国語・数学における記述式問題の導入や、検定試験を活用した英語における4技能評価への転換、さらに、AO・推薦入試や調査書の記載内容の改善等も行われる方向です。
 われわれはSGHの一環として、大学教授等有識者をアドバイザリースタッフとして招聘して授業研究や公開授業を積極的に行うなど、思考力・判断力・表現力を育成するための授業改善・進化を、全校を挙げて取り組んでいます。
 また、「学力の3要素」の一つである「学びに向かう力、人間性等」につきましては、総合的な学習の時間(未来航路プロジェクト)でのグループでの課題研究の推進やSOZAN国際塾での探究的な学びの深化、さらに国際交流等を通して、主体的に学習に取り組む態度や、社会に出てから自立して生きていくことのできる人間性や社会性をしっかり育んでおり、大学入試においても、十分評価されるものと認識しています。

 教育は、我々の「未来」そのものを創る営みです。郷土岡山や日本、そして国際社会の未来を切り拓く高い志を持ったアクティブ・ラーナーを、本校から社会に送り出していきたいと考えています。

 本日は、限られた時間ではありますが、塾関係者の皆様に本校の教育につきまして御理解いただき、今まで以上に、高い志を持ったたくさんの生徒に本校を目指してもらい、校内外でより高いレベルで切磋琢磨しながら、多様な個性や能力をさらに伸ばすことのできる学校へと進化していきたいと考えておりますので、御理解・御協力のほど、よろしくお願いいたします。