岡山県立岡山操山高等学校

岡山操山中学校 通信制課程
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H30年度 保護者対象学校説明会 校長挨拶

2018年07月25日

校長挨拶

H30年度 保護者対象学校説明会   H30.7.20(金)18:30~20:00

皆様、こんばんは。本校校長の近藤と申します。

去る7月7日(土)の西川原プラザでの学校説明会につきましては、朝の段階では、来ていただいた方が少人数であっても説明会をさせていただこうと考えておりましたが、説明会の間にさらに危険が増すことが想定され、急遽中止にさせていただきました。何組かの保護者の方が西川原プラザに来られましたが、誠に申し訳ございませんでした。

さて、昨日、終業式を行いました。体育館の中で生徒を熱中症にさせるわけにはいかないので、私の式辞を約3分の1にカットしました。フルバーションは操山高校のHPの「校長ブログ」に掲載しておりますので、よろしければ御覧ください。

後で高校1年生の様子を学年団の副主任からお話させていただきたいと思いますが、いろいろな中学校から入学してくれた1年生たちですが、岡山操山中出身の生徒たちとすぐに打ち解け、学習や学校行事、部活動等に、思う存分、力を発揮してくれています。学習にしても、部活動にしても、一般中から入学してくれた生徒は本校の大きな活力になっています。

さて、今の高校1年生から新しい入試が始まります。
高大接続改革とは、
①「知識・技能」だけでなく、
②「思考力・判断力・表現力」、さらに
③主体性を持って多様な人々と協働して学び態度など
「学びに向かう力や人間性」も含む、いわゆる「学力の3要素」を高校でしっかりと育み、大学入試でその力を適正に測定し、受け入れた大学ではさらにその力を伸ばして社会に送り出そう、というものです。

われわれはスーパーグローバルハイスクールの取組の一環として、総合的な学習の時間(未来航路プロジェクト)でのグループでの課題研究や、SOZAN国際塾での探究的な学びの深化、さらに国際交流等を通して、主体的に学習に取り組む態度や、社会に出てから自立して生きていくことのできる人間性や社会性をしっかり育んでいます。特に、グループでの取組によって、先述の主体性を持って多様な人々と協働して学び態度をはじめ、本校が育成を目指すコミュニケーション能力やリーダーシップ、課題解決能力、さらに、よりよい社会のために貢献したいという意識(社会貢献の意識)などを育むことにつながっており、それらの生徒に身に付いた資質・能力は、新しい大学入試においても、十分評価されるものと認識しております。

実際、東京大学推薦入試、京都大学特色入試、大阪大学世界適塾入試をはじめ、近年、旧帝大を含む様々な大学の多面的・総合的な入試にチャレンジし合格者を出していることも、SGHの取組によって身に付いた生徒の力が大学側から評価されたものと考えております。

岡山操山高校の教育の「目的」は、生徒を大学に入れることではありません。彼らが大学で伸びていく、また、世界の、日本の、あるいは岡山県内のいろいろな地域でリーダーとして活躍するための基礎となる力をしっかりと身に付けさせることが目的です。だからこそ、彼らが伸びていく「入るべき、進むべき大学」に我々はこだわっており、人間教育を含む進路指導に力を入れています。

本日は、限られた時間ではありますが、中学校3年生の保護者の皆様に、本校の教育、特に進路指導の具体的な取組も含め御理解いただきたいと思っております。

岡山操山中出身の生徒とうまくやっていけるのか、入学枠は4クラス160人と小さいけど大丈夫だろうか、どんなクラス編成なんだろうか、英語の4技能への対応はどうしているのかなど、いろいろな疑問点等がおありだと思います。私からは「大丈夫です。」とお伝えさせていただき、後は、この場にいる本校の核になっている教員が丁寧にお答えさせていただきます。

せっかくの機会ですので、どんどん御質問いただき、本校教育への理解を深めていただければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。