岡山県立岡山操山高等学校

岡山操山中学校 通信制課程
〒703-8573
岡山県岡山市中区浜412番地
086-272-1241
086-272-1721
〒703-8573
岡山県岡山市中区浜412番地
文字サイズ

前期補習科開校式 校長あいさつ

2019年04月10日

H31.4.8(月)

補習科開講式  校長あいさつ

皆さん、こんにちは。

補習科開講式でお話をするのは、今回で4回目となりました。皆さんが私にとって、最後の補習科生ということになります。
25年以上前ですが、岡山芳泉高校で、髙戸先生、村木先生と同じように、補習科の担任をしたことがあります。その時に学力が大幅に伸びた生徒の特徴も踏まえて、皆さんに3点アドバイスします。

1点目。
1年間のアドバンテージを生かしてください。
皆さんは、最後のゴールから逆算して、いつまでに何をしなければいけないのかを、俯瞰して計画を練ることができます。その点を生かし、しっかりと戦略を立てて、計画的に勉強を進めてください。

2点目。
限られた時間を有効に使ってください。
すきま時間を含め、24時間をうまく使うことで、時間の付加価値は何倍にもなります。毎日の授業を(勉強の)「ペースメーカー」や「とっかかり」にしながら、時間を自分の味方にして、深い学びを進めてください。

3点目。
煮詰まり感やスランプを乗り越える術を身に付けてください。
体育の授業も利用し、定期的に体を動かすなど気分転換をうまく行い、勉強を継続してほしいと思います。受験勉強に対して「意味」を与え、自分の心に火をともし続けてください。
スランプに陥ったり悩みが出たりしたら、髙戸先生、村木先生によく相談してください。私も皆さんの話を聞くことはできます。いつでも校長室をノックしてください。
皆さんは、「もう1年かけて自分の夢に挑戦するチャンスを与えてもらった」人たちだと私は考えています。このチャンスを是非生かしてください。

最後に。
私には3年間続けてきたことがあります。それは、補習科生や3年生が自習を終えて学校を出る午後6時半までは校長室にいることです。苦しいときは、校長室の窓の明かりをみてください。皆さんは決して一人ではありません。
校長室のプレートにぶら下げている合格祈願のお守りは、皆さんが全員志望校に合格する来年3月まで、そのままにしておきます。

この補習科での1年間は、皆さんの人生にとって、とても大切な時間になります。補習科の仲間と切磋琢磨して、お互いにしっかりと伸びていくことを期待しています。