平成15年度中国高校新人大会(平成16年2月6日)
やはり山口県の壁はやはり厚かった。
《予選リーグ》
岡山操山高校 25 12 − 3 6 市立福山高校(広島)
13 − 3
【戦評】昨年に続いての出場で、大会の雰囲気に飲まれることなく、序盤から攻守の歯車がかみ合い素晴らしい立ち上がりを見せた。草野の7mスロー、西岡の2連続サイド速攻、赤木のカットインなどで10分までに6対1と差を付けた。その後もセットプレーや、相手ミスから山崎の速攻を織り交ぜ、前半で主導権を握った。後半も攻撃がうまく行き、全員得点で勝利をものにした。
岡山操山高校 9 2 − 12 20 徳山商業高校(山口)
7 − 8
【戦評】徳山商業は、練習量豊かな走力のある操山の一番苦手とするタイプのチームであった。そのうえ第1戦目で体力を消耗したのか思うように攻撃が組み立てられない。又、2人のロングシューターを押さえきれず前半大差をつけられた。後半ディフェンスを高くしてロングシュートを打たせない作戦があたり、徐々に追い上げたが前半の失点が大きく敗退してしまった。しかし、強豪相手に互角に戦った後半のがんばりは、高く評価できる一戦であった。

第43回県高等学校総合体育大会(平成16年6月4日)
《1回戦》
岡山操山高校 不戦勝
《2回戦》
岡山操山高校 25 12 − 7 14 津山高校
13 − 7
《3回戦》
岡山操山高校 23 15 − 7 15 総社高校
8 − 8
【戦評】春季大会で苦杯をなめている総社高校に対する選手の意気込みはいつになく充実していた。川崎のブラインドシュートに始まり山崎のサイドシュート、赤木のロングシュート、と得点し、一度もリードを許すことなく差を広げていった。特に総社のエース平谷のサイドシュートをゴールキーパーの赤迫がノーゴールに押さえた活躍が、相手選手に焦りを誘った。後半こそ、同点であったが試合時間が短く感じるほど充実した試合展開であった。
《準決勝戦》
岡山操山高校 17 4 − 23 32 総社南高校 13 − 9
【戦評】全国大会常連の総社南高校は、個々の技術もさることながらこちらの戦術の先を読む力はレベルの高いチームと試合をやり培われたもので急速な進歩をしていた。その上キーパーとの連携が素晴らしく、得点機のシュートを好セーブされ志気も上がらず、予想外の大差で前半を終了した。後半、総社南のメンバーが替わり、コンビが乱れた隙に徐々にペースをつかみ、追い上げたが前半の失点は大きすぎた。しかし、2年生部員がいなくて、たった8人とひとりのマネージャで一年間活動し、県内の4大会のうち3大会にベスト4に入った部員に「有難う良くやった」とお礼を言いたい。
第10回高校ハンドボール夏季大会(平成16年7月17日)
本当に0からの出発
《1回戦》
岡山操山高校 0 − 26 倉敷天城高校
【戦評】全部員が初めてハンドボールに取り組む、しかも、1年生のためわずか3ヶ月の練習では勝利は考えていなかった。しかし、完封されるとは予想していなかった。ノーマークのシュートチャンスは何回かあったが、シュートがことごとくキーパーの正面にとんでいった。試合後のミーティングで選手全員が「頭が真っ白で何をしていたか分からなかった」と言うチーム状態だった。
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