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根の先を2㎝くらいの長さに切る。午前10時から11時頃に切り取ると分裂中の細胞が多く見られるようです。この状態で保存しておきます。この操作を「固定」といいます。固定することで細胞分裂のそれぞれの分裂期(間期(母細胞)・前期・中期・後期・終期・間期(娘細胞))に留まり,細胞が仮死状態になります。【固定】 |
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操山ではソラマメを使って実験します。 |
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固定した後,5%塩酸を入れたビーカーにタマネギの根の端を入れ,湯煎(60℃)にします。こうするとタマネギの細胞は高温によって完全に死に,細胞壁が塩酸によってばらばらに崩されていきます。【解離】 |
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乖離後,根を水洗いして先端を5mmほど残して切り取り,酢酸カーミンで4~5分程度染色する。【染色】 |
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根端組織をカバーガラスの上からたたいて細胞を分散させます。右の図の状態くらいまで分散させると観察がしやすくなります。【押しつぶし】 |
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下の画像は、ニンニクの根(2n=16)を使っています。 |
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まず低倍率で観察をします。分裂が多く見られる箇所を中央にしてから高倍率で観察する。 |
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前期:中央部 染色体が太く短くなり,縦裂が始まる。 |
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前期:中央上部 後期:右中央部 |
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前期:右中央部 中期:左下部 染色体が細胞中央の赤道面に並んでいる。 後期:中央上部 紡錘糸によって染色体が縦列面で二分され両極に移動している状態。 |
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後期:中央下部 終期:中央上部 両極に移動した染色体は,再び糸状に戻る。内側から細胞板が形成され細胞質分裂がおきる。 間期:終期下 2個の娘細胞はそれぞれ同じDNAをもつ。 |
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終期:右中央部分 |
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