「生物の実習」にそった実験を紹介
目 標
準 備
方 法
結 果
考 察
留意点
生物の設計図であるDNAが細胞に含まれることを確認する。
DNA抽出液について 細胞内で,DNAはタンパク質(ヒストン)と複合体を作っている。DNA-タンパク質複合体は1~2moℓ/L の食塩水に良く溶ける。塩化ナトリウムは水中で正電荷のナトリウムイオン,負電荷の塩化物イオンに解離し,ナトリウムイオンが核酸を取り巻き分子同士の反発を弱める。 洗剤(界面活性剤)は親水基をもち,細胞膜などの生体膜を溶解,破壊し細胞の内容物を抽出しやすくする。またタンパク質の構造を壊し,DNAとの相互作用を減らす役割も持つ。
エタノール DNAはアルコールに対する溶解度が低く,また比較的比重も小さいのでエタノール中に浮いてくる。