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- 変形体は枝分かれした網状の構造が見られる。それぞれは管状になっており,内部では原形質流動が観察される。
- この流動には規則性があり,往復運動をしている。接眼マイクロメーターやストップウオッチを用いると流速を計算できる(今回はしていません。)また隣接する管での流動は反対方向となっている。
- 原形質はコロイド状で,管の外側で固そうな部分をゲル,内部の流れている部分をゾルといい,この状態は容易に変化することができ,これをゾル・ゲル転換と言います。ゲルがゾルに変換し,流動先で再度ゲルになると細胞は全体は移動できる。同様に仮足を伸ばしながら成長していく。
- 原形質流動の役割は,細胞内の栄養分・老廃物の循環と細胞運動です。
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