操山高校で生まれ育ったツバメが、生徒より一足先に巣立っていきました。
巣作りを始めたのは5月下旬でした。人の往来が間近にある所に、泥を少しずつ貼り付け、気がつけば立派な巣を作っていました。
6月は卵を温めているのか、親鳥が巣の中でじっと動かない時期が続いていました。それが暑さが感じられるようになった頃、かすかな鳴き声が聞こえ出すと、親鳥の往来が格段に増えました。日中5分おきに飛んできては、ヒナにエサを与えていました。1日何十往復?というくらいの頻度です。巣の中では3羽が、仲良く顔を揃えて親の帰りを待っていました。
7月、ヒナ鳥も産毛が抜けてあっという間に親鳥と同じ顔つきになりました。巣も窮屈そうです。そして終業式を終えた7月下旬、夏休みに入るとともに巣からヒナの姿が消えました。上空には旋回するツバメたちが見えます。若干スマートな3羽が若鳥のようです。時々巣にも戻ってきています。来年用の新居探しなのか、あらたな物件の壁に留まって、まさに燕尾服を見せてくれるのもいます。
しばらくは操山近辺で飛行訓練を重ね、体力を付け、やがては南方に向かう5羽のツバメ一家。廊下に置いていたフン対策の段ボール箱は、もう片付けてもいいですよね。









