松柏祭開会式 校長挨拶

皆さん、こんにちは!
いよいよ「第70回松柏祭」が始まります。
準備の段階から、中・高の生徒の皆さんが頑張っている姿を見てきました。
「More so than」が、今年度の松柏祭のテーマです。
「~よりももっと」という意味ですが、「今の操山よりももっと操山らしく」、「今の自分よりももっと自分らしく輝いて」など、いろいろな意味が含まれていると思います。
「SOZAN」って何でしょうか。それは、ここに集う中学生・高校生一人一人です。操山生一人一人がより輝くことが「SOZAN」をもっと輝かせることになると、私は思っています。
この松柏祭をみんなで創り上げた経験は、必ず、生きていく上での財産になります。3日間、しっかり楽しみましょう。

【体育祭延期にかかわる緊急連絡】

体育祭の延期について

本日9月8日(土)までの降雨により グラウンドコンディションが不良となっています。
また、今後 9月9日(日) も 降雨が予想されています。

体育祭は、9月11日(火) に延期して実施します。

現在のところ、プログラムと時間は予定通りですが、グラウンドの状況により整備に時間を要することも考えられます。
その際は、一部のプログラムの中止および時間変更の可能性があります。
ご理解ください。

なお、体育祭参観については、特に天満屋ハピータウンをはじめとした近隣商業施設などへの無断駐車はくれぐれもご遠慮ください。

物理チャレンジ2018で銅賞を受賞しました!

3年 松本 康成 くん が 第14回全国物理コンテスト物理チャレンジ2018で銅賞を受賞しました!

参加申込み者数 1,699名から、第1チャレンジ(実験課題レポート提出と7月8日の全国59会場での理論問題コンテストにより100名を選出)を経て、

8月19日-22日の4日間にわたり国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された第2チャレンジへと進出した松本くんは、見事に銅賞を勝ち取りました。

第2チャレンジにおいては、実験問題コンテスト(5時間)、理論問題コンテスト(5時間)と過酷なもので、厳正な審査を経て、金賞(6名)、銀賞(12名)、銅賞(12名)、優良賞などが最終日に発表、表彰されます。

合宿形式で行われた第2チャレンジの期間中には、第一線の科学者との対話、先端研究施設の見学、そして参加者同士の交流ならびに物理及び関 連する科学技術の諸分野の研究者との語らいを深める機会など、コン テスト以外の多彩なプログラムも織り込まれていて、大変充実した4日間になったことでしょう。

おめでとうございます。

化学グランプリ2018で銅賞を受賞しました!

3年 松本康成くんが化学の部でも快挙です。

7月16日の岡山大学での一次選考を経て(北海道、東北、関東、東海、近畿、中国四国、九州の各ブロック予選参加者3,963名から成績上位者を80名選出)、

8月17-18日に筑波大学筑波キャンパスで開催された二次選考において銅賞を受賞しました。

一次選考は、150分のマーク形式。二次選考は、実に240分で実験実技とその実験結果から得られるデータからの考察等の記述形式で実施されました。
柔軟な思考力と実験を通しての鋭い観察力が要求される過酷なチャレンジだったとのこでしたが、その実力がいかんなく発揮されたたまものだと思います。

おめでとうございます!

快挙!! 日本生物学オリンピック2018でメダルラッシュ!

7月5日(日)に岡山大学で行われた予選で全国で4,189名のうち成績上位80名に食い込み、

東京大学(8月16日~19日)での4泊5日の本選に出場した、

井分千晴さんと衣笠有夏さんが金賞、河合瑞希さんが銅賞を受賞しました。

この本選では、実技試験も実施され、予選と合わせた総合成績により金賞(10名)、銀賞(10名)、銅賞(20名)が授与されるものです。

なお、成績上位者約15名の国際生物学オリンピック日本代表候補者認定については、高校3年生でもあるので辞退となりましたが、全国大会上位40名に本校生徒が3名という快挙を全校で祝福したいと思います。

平成30年度 2学期始業式 校長式辞

H30.8.29(水)


皆さん、おはようございます。
2学期の始業式に、こうして皆さんの顔を見ることができて、とても嬉しいです。

この夏も、中学生・高校生とも、県内外の各種の大会等でとても頑張ってくれました。式の後に表彰伝達がありますので、皆さん、大きな拍手をお願いします。また、7月豪雨の被災地で、ボランティアとして汗を流した人もいるかもしれません。高3生の皆さんは、大学受験に向けて、努力を重ねてきたことと思います。

私は、日頃の忙しさにかまけて整理できないままだった新聞記事や資料をスクラップしたり、何冊かの新刊の本を読んだりして、ささやかな充電ができました。
その本の中の1冊に、東京大学名誉教授で、現代社会論が御専門の見田宗介先生が書かれた岩波新書『現代社会はどこに向かうのか-高原の見晴らしを切り開くこと』があります。見田先生は、私が大学時代から40年間作り続けているスクラップ帳に何度も登場する、日本を代表する社会学者です。
見田先生はその本の中で、「これまで」の世界と「いま」の世界を、「これから」の新しい世界にどうつなげ、よりよい社会を創造していくかを考えるキーワードとして、次の3つを挙げています。

1つ目は「肯定的であること」。
2つ目は「多様であること」。
3つ目は「現在を楽しむこと」。

「肯定的であること」とは、単に、今あるものを肯定するということではなく、今ないもの、本当に大切なものを肯定し、自ら積極的に作りだしていくことです。

「多様であること」とは、一人一人の幸福や尊厳を大切にしながら、いろいろな価値観をもつ多様な個人が共存することです。

「現在を楽しむこと」とは、新しい世界をつくるための活動自体が心が躍るもの、楽しいもので、その活動を通して、充実した悔いのない生き方をすることです。

操山生の皆さんには、これら3つを統合し、新しい世界を切り拓くための力や考え方を自らつくり出してほしいと思っています。

これから、松柏祭に向けた準備が佳境に入ります。私は、松柏祭は、生徒一人一人の積極的な参加によって、より素晴らしい岡山操山を創り上げる場であるとともに、皆さんが大人になって、よりよい社会をみんなの力で創り出すときに必ず生きてくる「経験」の場だと思っています。

松柏祭を成功に導くために、様々な価値観や考え方を持つ生徒たちがお互いのよさを生かし合いながら主体的に動き、校内のいろいろな場所で素敵な集団をつくっていく。それらがゆるやかなネットワークで結ばれながら、学校全体として大きなムーブメントになっていく。それは「社会」そのものだと私は思っています。

この本には、他にも、ある部族は「富める者」「豊かな者」と言う言葉に、「多くを人に与えることのできる人」という意味を込めていること、「人に喜ばれる仕事をすることは、人間の根源的な欲望である」こと、そして「人間の幸福のためのツールとしての資本主義だけが残る」ことなど、皆さんに紹介したいたくさんの言葉や思想がありますが、150ページほどの薄い新書なので、興味のある人は、是非、手にとって読んでみてください。

最後に。私は、未来の大人である「生徒主体の活動」を何よりも大切にしたいと考えています。その考え方の根っこには、かけがえのない存在である生徒の皆さん一人一人に対して「敬意を持って接する」という、教員としての信念があります。

思春期を生きている操山生の皆さんは、日々沸き上がってくる不安、絶望、恐れ、怒りなどのネガティブな感情に対し、自ら「肯定的な意味」を与えて自己の成長や改善につなげようと、必死に努力していると私は思っています。皆さんは本当によく頑張っています。
どうか、自分のよさや素晴らしさを認め、自分の限りない可能性を信じてください。もし不安や心配事、悩みなどがある場合には、遠慮することなく、私も含め先生方に相談してください。

私は、普段から「おもしろくない」「めんどくさい」「意味ない」「どうせ」などのネガティブな言葉を口にしないように心掛けています。いろいろな困難をチャンスに変え、自分自身を肯定し、支えてくれている人たちと人生を楽しみながら、ここにいる、未来をたくましく切り拓く力を持った素敵な若者たちと、よりより社会を共に創っていきたいと思っています。ポジティブ=肯定的であることが、現状から自分を解放し、より自由に新しい世界に導いていく鍵になります。

松柏祭が、そして、これから始まる2学期が、今まで以上に生徒の皆さん一人一人にとって、そして岡山操山中学校・高等学校にとっても、より素晴らしいもの、「More so than」なものになることを願っています。
お互いに頑張りましょう。そして生きることを思いっきり楽しみましょう。

これで式辞を終わります。