岡山操山 春の“式TEN”

 新年度がスタートし、4月7日、8日は、怒涛の式典続きでした。7日は2・3年生だけの登校です。まずは校長新任式。校長が交替の年だけ開かれます。引き続き転退任者を送る、転退任式です。今年は高校の先生3人が赴任先から駆けつけてくれました。3つ目は新任式です。新たに操山の仲間入りをした、高校・中学の先生、そして事務の方々を紹介しました。

 8日、まずは入学式の連続開催です。9時からは岡山操山中学校の入学式。直後に座席や看板を大急ぎで高校仕様に転換して、10時40分からは高校の入学式です。その後イスを撤去して、中高合わせて約1200人の全校生徒が集合して、始業式を開催します。1000人超の人数の整列は壮観です。続いて7つ目は生徒会役員紹介式です。中高それぞれの生徒会が全校生徒の前で紹介され、代表があいさつをします。続いて対面式です。中高の在校生代表と新入生代表がステージ上であいさつをして、対面の証として両手で握手を交わします。午後もあります。補習科の開講式です。大学受験に向けて再挑戦する卒業生を応援するスタートの式です。本日はここまで。合わせて9つの式典がありました。“式TEN”、あと一つは?それはまた後日・・・つづく。

「Medi-Future Lab」実施報告 ― 医療の“現場”に触れる一日 ―

 3月30日(月)、岡山旭東病院様とのコラボで、医療の最前線に触れる体験型プログラム「Medi-Future Lab」を実施しました。

 本企画では、医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師といった多職種の方々のご協力のもと、病棟や手術室、救命救急室など、普段は立ち入ることのできない医療現場を見学させていただきました。

 特に印象的だったのは、職種の垣根を越えた連携のあり方です。医師だけでなく、看護師や薬剤師、臨床検査技師がそれぞれの専門性を発揮し、円滑にコミュニケーションを取り合いながら医療を支えている様子が見られました。そのやり取りは非常にスムーズで、互いに信頼関係を築きながら働いていることが伝わってきました。また、現場の皆様が明るく前向きな雰囲気で仕事に向き合っておられる姿も、生徒にとって強く印象に残ったようです。

 今回の体験を通して、チーム医療の具体的なイメージを持つことができ、リアルな医療の姿に触れる貴重な機会となりました。

 今回の経験が、生徒一人ひとりの進路選択や職業観の形成に大きな影響を与えることを期待しています。ご協力いただいた岡山旭東病院の皆様に、心より御礼申し上げます。

成長のひととき

 3月末の春休みから、2年の教室に何やら貼り紙があります。扉には「自習室」とあります。只今の時刻は朝8時半。もうすでに生徒が来ています!しかも自分の学習をスタートさせています。この時期補習もなく、まさに休み中です。その8時半です。隣の教室にも、その隣にも・・・。その後徐々に数が増え、昼には部活が終わった生徒も合流してきました。夕方までこの静謐な空間で勉強に励む姿がありました。まさしく成長のひとときになっています!

時間割を編む

 当たり前にあるクラスの時間割、一体これはどうやって作っているのか?それが今まさにここで作られています。

 1日6~7時間ある授業、1週間で約30数時間、これが1学年7クラス、3学年分作るとなると、約1000時間以上の授業の配置を考えることになります。70数人に及ぶ教員の授業の持ち方、非常勤講師の来校曜日、併設の通信制・中学校との教室の割り振り、同時展開の選択科目の組み合わせ、複数クラスの合併・分割授業、などなど多種多様な条件・制約を一つ一つクリアして時間割を作っていきます。

 AI時間割作成ソフトのおかげで、効率化は図られてはいます。とはいえ、ボタン1つでポン!とできるわけではなく、問題が見つかるたびに人の頭をフル回転させ、解を考えます。そもそもの持ち方を替える、条件を変更してもらう、など一進一退しながらの作業です。

 現在急ピッチで進められてるこの作業、生徒が来るまでにはなんとか仕上げます。職人の先生方、どうぞ甘いお菓子と栄養ドリンクで、エネルギー補給をしながら進めてくださいね。

出逢いは操山高校でした。

 2月のとある週末、人の気配のない校舎に、ウエディング衣装の女性、そして正装した男性の姿がありました。二人の祝宴に添えられる写真の撮影場所に、この岡山操山高校が使われました。

 2年で同じクラスになり、心に描いた未来予想図が、今まさに叶えられています。古いアルバムの中に隠れていた思い出が、今このキセキにつながっています。二人で窓から見る青い空は凜と澄んで、花咲く喜びを分かち合えそうです。

 今回の撮影は、校内行事と重ならないように日程を調整し、当時の二人を知る先生に立ち会ってもらうなどなど、特段のサポートを受けて実現できました。二人は、これから生まれる名場面を探しにいきます。操山ファミリーの中に、新たな、若きファミリーの誕生です。

「高い志」

 本校1年生希望者5名が、令和8年3月25日(水)26日(木)に、令和7年度「高い志」醸成プロジェクト東大ツアーに参加しました。

 このツアーには岡山県内の普通科進学校の難関大志望の生徒が参加しており、共に学び、最先端に触れることで難関大学進学への意欲を高め、今後の自らの取り組みを考えるという目的で行われています。

 1日目は渋谷区代々木にある代々木ゼミナール本部校にて、代ゼミ講師(国数英)による講義・激励講演と、生徒同士の交流会が行われました。

 2日目は文京区本郷にある東京大学本郷キャンパスにて、東京大学で講師をされている宇野健司先生による特別講義を受講した後、東大の学生が中心となり運営しているNPO法人FOSに所属する学生の方々に、本郷キャンパスを案内してもらいました。

 本校から参加した5人の生徒は、代ゼミでの交流会や宇野先生のディスカッションで、積極的に他校の生徒と関わっていました。今後彼らの高い志が操山高校に良い影響を与えてくれることを期待しています。

ピッカピカの1号館!

 令和6年5月に始まった1号館長寿命化改修工事、足かけ1年と10ヶ月を経て、ようやく完了しました。東西の2期に分けての工事は、西半分が5月に完成していました。(6月6日付けの配信をご覧ください。)今回は東半分の第2期工事の完了です。これで工事中、分散していた教室群も元の配置に戻ります。1階の保健室は、外への戸口ができました。2階の第一地歴教室、進路指導室、国際塾、多目的教室、いずれも真新しい匂いが漂います。3階の図書館は入口を東西2カ所に復活させ、大天井を生かした明るく広々した空間になりました。疎開していた大量の図書も帰館して、生徒の来館に向けて準備が急ピッチで進んでいます。美しすぎる素敵な図書館で、本選びの楽しみが増えそうです。

「3月31日」

流れる季節の最終日に、ふと日の短さを感じます。

せわしく過ぎる職員室に、生徒と明日の夢を描きます。

3月の風に想いをのせて、片付け作業をどうにか間に合わせます。

溢れ出す記憶のワンシーンが、少しずつ脳裡に蘇ります。

大きく笑ったその後に、明日に向かう生徒とともに、

31日になり、気づいたことはいつかが今日だってこと。

瞳を閉じれば生徒が、まぶたの裏にいることで、どれほど明るくなれたでしょう。

新たな地であってもそうでありたい。

先生方、今までお世話になりました。操山での日々が、新たな地での糧となりますように。これからも操山高校を遠くから見守っていてください。

校長先生の最後の授業

3月31日、今年度いっぱいで退任される藤岡校長先生の最後の授業が行われました。

3年間、岡山操山を導いてきてくださった校長先生の授業を受けようと、春休み中にもかかわらず多くの中学生・高校生が参加し、会場は満員でした。

校長先生は地歴公民科の先生です。

本日の授業は、「地図を通してわかる世界の見え方」です。

普段何気なく目にしている世界地図。校長先生は、「地図はありのままの世界をコピーしたものではない」と仰います。

地図にはさまざまな図法があり、それぞれに特徴や目的があります。どこを中心に描くのか、何を正確に表そうとしているのか―そうした違いを考えることで、「誰が、何のためにこの地図を描いたのか」という視点が見えてきます。

様々な視点を持つことが大切なのは、地図を見るときだけではありません。

私たちが日々触れている情報もまた、ひとつの見方だけではなく多様な視点から考えることが大切です。

当たり前を疑うこと、他者の視点から、別の角度から物事を見てみること、バイアスにとらわれないこと。これらは、これからのグローバル社会を生きる生徒たちにとって欠かせない力です。

授業の最後に投げかけられた問いは、「世界を最も公平に表す地図とはどのようなものか?」というものでした。この問いに明確な答えはありませんが、だからこそ、生徒たち一人ひとりが考え続けることに意味があります。

30年先、50年先の社会のメインランナーとなる生徒たちへ、校長先生からのメッセージは心に届いたことと思います。これからも多様な視点を大切にしながら、自ら学び考え続ける力を育んでいってほしいと思います。

授業の後に行われた吹奏楽部の演奏会にもたくさんの生徒が集まり、校長先生との思い出の曲、「ファイト」と校歌でお見送りをしました。

校長先生、本当にありがとうございました。

授業の後に行われた吹奏楽部の演奏会にもたくさんの生徒が集まり、校長先生との思い出の曲、「ファイト」と校歌でお見送りをしました。

校長先生、3年間本当にありがとうございました。

オーストラリア姉妹校交流

 令和8年3月13日~21日、オーストラリア短期海外研修を実施しました。本校の姉妹校であるSacred Heart Collegeがオーストラリア、アデレードにあり、現地で学校交流をしてきました。現地に到着後、初日はアデレード市内観光です。そして月曜日から金曜日までの1週間は学校交流という日程でした。生徒も教員も優しくフレンドリーで、仲良く一緒に授業を受けました。またオーストラリアンフットボールを体験したり、ダンスを踊ったりと、現地の文化で楽しく交流をすることができました。日本の普段の授業とは違う速さの英語を毎日耳にすることで英語力が鍛えられ、同時に積極性も身につけることができました。短期ではあっても、濃縮された、かけがえのない体験となりました。