今年の芸術鑑賞では、プロピアニストの近藤由貴さんによるピアノ演奏会を行いました。
本校で音楽を担当している禰屋(ねや)先生に、作曲者や曲をわかりやすく紹介してもらいながらすすめられました。
前半は、ショパンのなじみのある曲を優雅に、力強く演奏していただきました。後半は、モーツアルト、リスト、エルガーの曲を、技巧を駆使し演奏していただきました。その後、質問コーナーを挟んで、中島みゆき、ジブリメドレーとポピュラーな楽曲を演奏していただきました。終盤のラフマニノフの曲では、近藤さんのピアノと禰屋先生のトランペットの共演を披露していただき、アンコールは、ショパンの曲で締めくくられました。
あいにくの雨模様に加え、ピアノの鍵盤の不調があり、近藤さんには不便をかけてしまいましたが、そこは流石プロの方で、卓越した技術でピアノの不調もものともせず、迫力のある演奏で聴衆を圧倒し、大きな感動を与えてくださいました。
演奏後、生徒たちからは「涙が出た。」「鳥肌が立った。」「ものすごく素晴らしかった。」「腕や指の動きがなめらかでとても美しかった。」「来年も聴きたい!」「ピアノコンサートに行ってみたくなった。」等の感想が聞かれ、大変満足した様子でした。とてもクオリティーが高いパフォーマンスを披露していただき、約90分間の演奏時間が短く感じられ、とても充実した時間を過ごせました。

