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平成28年度 第2回学校評議員会

皆さん、こんにちは。

年度末のお忙しい中、昨年7月13日(水)に続いての第2回となります学校評議員会に御参加をいただきまして、誠にありがとうございます。また、日頃から、本校教育に対しまして、温かい御理解と御協力を頂いておりますことに、心から感謝申し上げます。

学校の近況ですが、高校3年生は、1月14・15日の大学入試センター試験が終わり、来週から始まる国公立大学前期試験に向けて特別授業を頑張っているところです。高校1・2年生は、来週の木曜日(23日)から第5回学力テスト(学年末考査)が行われます。3月2日(木)が高校の卒業式です。
中学校の方は、来週の水・木(22・23日)と学年末考査で、3月12日が卒業式です。まさに1年間の集大成の時期を迎えているところです。

さて、前回の学校評議員会では、「中高一貫校として、具体的にどのようにその強みを生かしているのか」とか、「学校評価書が膨大なので、もっとシンプルにメリハリを付け焦点化するべきだ」、さらに「目標管理をしっかり行い、次の改善に結び付けるように」などの御意見を頂きました。
今回の会議では、前回の御意見を踏まえまして、2年目となります「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」の取組、特に中高が連携した取組も含め、最初に説明させていただいた後、今年度の取組についての学校評価のアンケート結果や「学校評価書」に基づく学校自己評価について、ポイントを絞って御説明させていただきたいと思います。
その後、学校評議員の皆様方から、あるいは保護者としてのお立場からでももちろん結構ですが、忌憚のない御意見を頂き、来年度の取組に生かしていきたいと考えております。
最後に、新聞等で発表されておりますが、今週の火曜日(2月14日)に、次期学習指導要領の改訂案が発表されました。改訂のポイントとしては、

・知識を使いこなし試行錯誤しながら課題を解決する力を養う。
・社会の変化に対応できる思考力や判断力、表現力を重視しながら、
「主体的・対話的で深い学び」、いわゆるアクティブ・ラーニングを目指す。

などが挙げられると思います。

また、「知識・技能」だけでなく、「学びに向かう力」や「人間性」も、これ から育成を目指す資質・能力だとされております。
本校が中高が一体となって取り組んでおります、未来航路(課題研究)やSOZAN国際塾、授業改善などSGHを柱とする様々な取組は、先ほど申し上げました次の学習指導要領のねらいや新しい大学入試改革を先取りした取組だと考え、全教職員が同じベクトルを向きながら頑張っております。

本日は、限られた時間ではありますが、評議員の皆様から忌憚のない御意見を頂き、より良い学校経営の参考にさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

未来航路 課題研究発表会

H29.1.27(金)平成28年度「未来航路 課題研究発表会」校長挨拶
20160127校長挨拶

 皆さん、おはようございます。

 今朝も本当に寒かったですが、皆さん、風邪など引いていないでしょうか。
 さて、今日は丸一日、岡山市民会館をお借りし、「未来航路課題研究発表会」を開催します。
 最初に「全体発表」として、6つの研究分野を代表する6組と、SOZAN国際塾の1組合わせて計7組の発表があります。その後、今回初めての試みですが、本校と同じくSGHに指定され研究を進めている岡山城東高校3年生の小野さんに発表をしてもらいます。小野さん、どうぞよろしくお願いします。
 その後、東京大学の前副学長で東大大学院工学系研究科教授の北森武彦先生に「学問の魅力 -いつも心に憧れと豊かさを-」と題して御講演をいただきます。北森先生は、分析化学が御専門で、昨年、スウェーデン・ルンド大学から名誉博士号を授与された世界的に著名な研究者でいらっしゃいます。お忙しい中、もうこの会場に来ていただいており、光栄なことに7組全ての研究発表を聞いていただきます。先生からは、皆さんの未来に向けた指針となる素晴らしい御講演を頂けると思います。北森先生、どうぞよろしくお願いいたします。
 午後からは、ポスターセッションが行われます。ポスターセッションでは、質疑応答の時間をとっていますので、是非積極的に質問してください。質疑応答を通して、発表する側も聞く側も、課題に対する理解が深まっていく。それが研究の醍醐味です。

 さて、研究発表に先立って、この「未来航路」は何のために行っているのか、私なりに整理をしておきたいと思います。
 今の時代は、将来の方向性が見えない時代だと言われています。
 社会が大きく変化していく中、確実に言えることは、先行き不透明な時代だからこそ、国内外の多様な人々と協力しながら、主体性を持って自分の人生や社会全体の未来を切り拓いていく力が重要になるということです。
 将来の予想が可能な社会では、たくさんの知識を覚え、正確に再生する力が評価されていましたが、もうそれだけでは通用しなくなっていくでしょう。また、英語や数学などの基礎的な学力に加え、世界のどこにいようと通用するジェネリックスキル(汎用的な能力や態度)を身に付けることが、急激なグローバル化に対応する上で必須になっていくと思います。
 このジェネリックスキルは、大きく分けて2つあると私は思っています。習得した様々な知識を組み合わせて活用する力「リテラシー」と、コミュニケーション能力やリーダーシップ、社会貢献の意識など、他者と協働しながら困難な課題を解決する力「コンピテンシー」です。
 これら「リテラシー」と「コンピテンシー」は、これからの社会で活躍するために、また、新たな価値を生み出す能力として、大学や企業等において重視されつつあります。現在、進行している高校教育改革や大学改革に加え、高校と大学をつなぐ思考力、判断力、表現力等をより重視した大学入試改革という三位一体の改革の流れも、この延長線上にあると言えます。
 このような共通認識のもとで、本校では、SGHを含む教育全体を通して、岡山と日本の未来を切り拓くグローバル・リーダーの育成を進めています。

 今日発表してもらう「未来航路」は、すでに大学等で取り入れられている課題研究(PBL:プロジェクト・ベースド・ラーニング)です。「プロジェクト」とは、プロジェクター(投影機)という言葉から伺えるように、「前に向かって投げる」という意味から派生しています。つまり、本校の「未来航路プロジェクト」はまさに、生徒一人一人を、目の前に広がる未知の世界に向かって、自ら身を投じることのできる「勇気ある航海者」に育て上げることを目的にしています。この「未来航路」は、学校で学んだ知識や技能を活用しながら、社会の諸課題に対峙し、仲間と協力しながら真剣に立ち向かう知的な冒険の時間です。それはこれから大学に進み学問を修める皆さんにとって、自分自身と向き合い、学ぶことや生きることの「意味」を問う貴重な経験となると私は思っています。
 学ぶことや生きることにどんな「意味」を与えるか、それは誰かに与えられるものではありません。その「意味」を、そして未来への航路を、是非自分自身で発見し、自分の力でたくましく進んでください。「未来航路」で頑張った皆さんには、それができる。私はそう信じています。
 今日の日を、私もすごく楽しみにしてきました。生きることは学ぶこと、そして社会に貢献すること。今日1日、みんなで素晴らしい時間をつくりましょう。

 最後に、今まで熱心に御指導いただきました岡山大学の先生方、ティーチングアシスタントの大学生・大学院生の皆さん、そして生徒を温かく見守っていただきました保護者の皆様にお礼を申し上げますとともに、生徒たちの成長のために日々頑張っている本校教職員に心から感謝し、挨拶とします。

後期生徒会認証式

H29/1/24(火)
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旧役員へのねぎらいの言葉
 皆さん、おはようございます。
 平成28年度の前期生徒会役員の皆さんには、本当にお世話になりました。そして、松柏祭をはじめ、数々の素晴らしい学校行事を企画・運営していただき、校長としても大変感謝しています。
 全体のために、みんなのために、見えないところで頑張る皆さんがいるから、生徒にとって学校がより魅力的な、素敵なものになっていくのだと思います。
 ここで役員としては引かれる方にも引き続き、後期生徒会をサポートしていただくとともに、別の立場で学校を盛り上げていただければありがたいと思います。
 前期生徒会役員の皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
新生徒会への激励の言葉
 新生徒会長を中心に新たな役員も加わり、平成28年度の後期生徒会がスタートしました。
 来年度に向けて、とても大切な仕事がたくさんあると思いますので、皆さんの頑張りに期待しています。操山高校の魅力は生徒一人一人に輝きにあると思っています。
 ぜひ、力を合わせてこれからも操山高校を素敵な学校にしていきましょう。

補習科閉講式

校長メッセージ

 

補習科生の皆さん、こんにちは。

校外での会議と重なってしまい、今日の補習科閉講式で皆さんにお会いすることができず、とても残念に思います。その代わり、南光副校長先生に、このメッセージを託しました。

補習科生の皆さんは、この1年間、本当によく頑張りました。
センター試験が終わり、これから本格的に2次対策に移っていくと思いますが、引き続き、自分の「志」を高く掲げ、夢の実現に向けて頑張ってください。

私から2点だけお話をさせてください。
1点目。皆さんの補習科の先輩たちがそうであったように、皆さんにも操山生らしい頼もしく立派な姿で2年目の受験に堂々と臨み、「努力は必ず報われる」ことを証明し、皆さんの後輩たちに「志を持つことの大切さ」や「努力を継続することの大切さ」をつないでいってほしいと思います。是非、操山の先輩として、後輩たちへの「志のリレー」をお願いします。
2つ目。この補習科での1年間に、自分自身でどんな「意味」を与えるか。それによって、皆さんの将来は大きく変わっていくと思います。今年1年補習科で頑張ったことを、これからの皆さんの人生の糧にしてください。無駄なこと、意味のないことなど何もない。私はそう思っています。

最後に。今日で補習科は閉講しますが、皆さんの努力はこれからも続きます。エバーアップワード! どこまでも高みを目指して、頑張ってくれることを期待しています。
うれしい報告を待っています。ファイト!

センター前激励

       
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皆さん、こんにちは。校長の近藤です。

 新しい年になって、約2週間が経ちました。
 いよいよセンター試験が明日になり、3年生、そして補習科生の皆さんを励ます最後の機会となりました。センター試験は、大学入試前半の最大のヤマです。3年生、補習科生の皆さんは、日々の授業はもちろんですが、実力テスト、外部模試等、本当に頑張ってきました。皆さんの頑張りの成果が大学側から評価されるという意味で、明日・明後日のセンター試験からが本当の勝負と言えます。
 今、プレッシャーや不安を感じている人が多いと思いますが、私から2点お話しし、皆さんへの激励の言葉とします。

 1点目は、今までの自分の頑張りに自信を持ち、試験会場の雰囲気にのまれることなく、操山で身に付けたことを出し切ってほしいということです。
昨年までアメリカ大リーグ、レッドソックスに在籍していた上原浩治投手が、「やるべきことはやってきた。あとは自分を信じるだけ」とマウンドに登るときの心構えを話していました。
 「天は苦心の人に負(そむ)かず。」ということわざがあります「天は努力を続けている人を見捨てたりはしない」という意味です。一生懸命に努力した人は必ず報われる、私はそう信じています。
また、物事を前向きに捉えて、成功をイメージして頑張っていると、人間は不思議な力が湧いてくるものです。2次試験まで考えると、まだまだ時間はあります。明日のセンター試験でベストを尽くし、2次試験に向けてさらに伸びていく。そんなイメージを持ちながら、果敢に立ち向かってください。
 一つの試験が終わると出来が気になるものですが、終わったことは気にせず、次の試験に気持ちを切り替えてください。一喜一憂することなく、平常心とプラス思考で最後まで粘り強くいきましょう。

 2点目は、健康に留意し、十分な栄養と睡眠を心掛けてほしい、ということです。
今夜は早めに勉強を切り上げ、十分に睡眠を取り、すっきりした頭で試験に臨んでください。
 また、緊張するな、というほうが無理でしょう。緊張から逃げようとしても感情が高ぶるだけだと思います。緊張している自分の「ありのまま」を受け入れ、その状態に気付くことで、冷静に正しい判断ができると思います。試験が始まる前には、軽く目をつむって静かに呼吸し、心を落ち着かせて、いつもどうり試験に臨んでください。

 最後に、3年学年主任の柴田先生、副主任の今井先生、そして補習科の桐野先生、山磨先生をはじめ、操山の全ての教職員が力を合わせ、皆さんを一生懸命に指導してきました。教職員だけでなく、皆さんの先輩や後輩たち「操山ファミリー」がみんな、皆さんを応援しています。
 また、御家族の方の支えも大きかったことでしょう。是非、お世話になった周囲の方々への感謝の気持ちを胸に、試験に臨んでください。
 試験会場は5か所に分かれますが、先生方が手分けして待機してくださっています。私も時間が許す限り各会場を回り、応援に行こうと思っています。

 本日の下見で交通手段や会場を十分確認し、体調をしっかり整えて万全の体制で臨んでください。皆さんの健闘を祈るとともに、嬉しい報告を待っています。
 では、頑張ってください。

平成28年度 三学期始業式

平成28年度 三学期始業式 式辞  H29.1.6(金)
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 皆さん、明けましておめでとうございます。

 新年早々、中学校・高校の生徒の皆さんの元気な顔を見ることができて、とても嬉しいです。
 高校3年生の皆さんは、1週間後に大学入試センター試験を迎えます。これまでの頑張りに自信を持ち、人生の目標を再確認しながら、実力を十分に発揮されることを願っています。センター試験前に、私から「激励の言葉」を述べさせていただく機会があるようですので、そのとき、改めてエールを送りたいと思います。

 中学生の皆さんや高校1、2年生の皆さんにとっても、3学期は様々な活動の仕上げの時期です。学習に、部活動に、生徒会活動に、そして「未来航路」のまとめに、全力で頑張ってください。

 3学期の始まりに当たり、一つだけ、中学生、高校生の皆さんにお伝えしたい言葉があります。
 それは、少し前になりますが、昨年の8月半ば、高校1年生全員と2年生の希望者を対象に「卒業生と語る会」があり、その際、操山高校出身の現役の大学生が、自分の本校での体験談や大学生になってからの思いなどを話してくれたときの、次のような言葉です。
「大学では、自分の頭で考えることが大切。大学では高校までのように引っ張ってくれる人はいない。引っ張ってくれることに慣れている人は大学以降は伸びないし、思考停止してしまう。高校のときから、周りに流されず、自分で考える姿勢を持ってほしい。そして、何事に対しても主体的に取り組むことが大切だ。」
 私はこの卒業生の言葉を聞いて、30年ほど前に読んだ本の一節を思い出しました。それは、英文学者の外山(とやま)滋(しげ)比(ひ)古(こ)先生が書かれた「思考の整理学」という本の一節「グライダーと飛行機」です。
 この本は、今でも国内の大学で売れ続けており、大学入試にもよく出題されるので、知っている人も多いと思います。
 外山先生は、人間には「グライダー能力」と「飛行機能力」とがあり、引っ張ってもらって飛ぶグライダーのように、受動的に知識を得るのが前者。エンジンを積んだ飛行機のように、自分でものごとを発明、発見するのが後者と書かれています。本校の教育が目指している、自分で課題を見つけ、解決する力は、後者の「飛行機能力」と言っていいと思います。
 ただ、「グライダー能力」を欠いていては、基本的知識すら習得できません。何も知らないで飛行機のように独力で飛ぼうとすれば、どんな事故になるか分かりません。
 私は、操山生には、さきほど紹介した本校の卒業生のように、「グライダー兼飛行機」のような人間に育ってもらいたいと思っています。グライダーのように、最初は引っ張ってもらいながら、やがては自らの力で大空を飛ぶ飛行機のように、高い志を持って、操山でのかけがえのない時期を、前向きに過ごしてほしいと思っています。
 グライダーから飛行機になる転機は、「なぜ」という疑問を持つことから始まると思います。日本人は問いを立てることが下手だと言われていますが、単に教科書等の字面をなぞるだけでなく、「なぜそうなのか」「その根拠は何か」「ほかの選択肢はなぜ成り立たないのか」などの問いを自ら立て、それらの問いに対し、主体的にチャレンジし、深く考え、仲間同士で議論を重ねる中で、はじめて、人生のいろいろな課題を乗り越える本物の「エンジン」が作られていくのだと思います。SGHをはじめとする本校の教育のねらいは、実はそこにあると私は考えています。

 この1年、全ての操山中・高生が、風をきってさわやかに大空を舞うグライダーの美しさと、どんなに困難な状況にあっても、最後まであきらめることなく自分のエンジンで飛んでいく飛行機のたくましさを兼ね備えた人間へと成長することを期待し、3学期始業式に当たっての式辞とします。
 今年1年、共に頑張りましょう。終わります。

平成28年度 二学期終業式

平成28年度二学期終業式 式辞
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皆さん、こんにちは。今日で二学期が終わります。

中学校1年生から高校3年生まで、教職員も含めて、この場に元気に集まることができて、とても嬉しく思っています。
2学期は、1年間で一番長い学期であり、松柏祭をはじめいろいろな学校行事や部活動など校内外での取組も多く、とても忙しい日々だったと思います。
中学生の皆さんは、「未来航路」の一環として、11月、学年ごとに岡山県下、あるいは京都や東京に出掛け、それぞれの課題研究を深めました。
中学1年生の皆さんは先日、大変素晴らしい発表会を行ってくれました。
中学2年生・3年生の皆さん、3学期の発表会に向け、ぜひ頑張ってください。
高校1年生の皆さんは、ディべート等の活動を通して、課題研究の進め方・考え方についての学びを深めました。
高校2年生の皆さんは、グループごとに岡山大学の先生方や大学院生等から助言を受けながら課題研究を進めています。1月末の発表会に向けて、引き続き頑張ってください。
高校3年生の皆さんは、目標に向かって、ひたむきに頑張っている時期だと思います。一つだけ、私が最近出会った言葉を紹介し、2学期終業式に当たっての、私からのエールとします。

昨年3月までNHK『ニュースウオッチ9』のキャスターを務めていた大越健介という人がいます。今、55歳。新潟県の県立高校卒業後、東大に入り、野球部で8勝の成績を残した彼が、高校時代に野球部の監督から教わったことを、自身のコラムの中で、次のように書いています。

〈平凡な内野ゴロを打ってしまったとき。それでもうまくすれば内野安打になるかもしれないし、相手野手がお手玉をするかもしれません。コンマ1秒でも早くベースに到達するためにどうすればいいか。そこで口を酸っぱくして言われたのが、ベースの2~3メートル先をベースと思え、という言葉です。ベースそのものを目標にすると直前でスピードが落ちてしまうし、気持ちが勝ってヘッド・スライディングをするのも得策ではないと教わりました。ベースがその先にあると心得ることで、スピードを落とすことなく本物のベースを駆け抜けることができるというわけです。〉

大越さんは、この監督のアドバイスを、自己への戒めにしてきたそうです。

勉強でも仕事でも、目先の目標があります。でも、それを目指していたのでは、それより大きな成果を残すことはできません。自分の実力より高い目標を目指して、一歩一歩全力で進んで行く。ふと気がつくと、当初の目標をクリアし、その先に進み出している。
ボーダー付近では、たくさんの受験生がひしめいています。最後の最後に勝負を決めるのは、どのくらい本気で、夢に向かって努力を続けているかであり、その本気さは今からの「伸び」に表れます。そして、その「伸び」はゴールより先を目指すことで、加速化します。
合格点の80点を目指しても、80点は取れません。100点を目指して努力し続け、気が付いたら、合格点を通り過ぎていた。多分、それが多くの合格者の真実だと思います。
高校3年生の皆さん。操山で6年間あるいは3年間頑張った自分自身を信じて、全力でサポートしてくださっている先生方を信じて、仲間と励まし合いながら、夢の実現に向け、努力を続けてください。
他の人と自分を比較して一喜一憂するのではなく、堂々と胸を張って、やるべきことをやり抜き、「和して流れず」「松柏の精神」を持って頑張る操山生の皆さんを、校長として誇りに思います。
ここに集うすべての操山中・高生、そして教職員が高校3年生の皆さんを、心から応援しています。

では、少し早いですが、皆さん、どうぞよいお年をお迎えください。

以上で式辞を終わります。

2016 冬季球技大会

□平成28年度冬季球技大会(ジップアリーナ岡山) (H28.12.9(金))

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皆さん、おはようございます。
 冷たく清々しい空気が身を引き締めてくれるような、本当に気持ちがいい朝です。
 生徒の皆さんは、先週から今週水曜日までの5日間、学力テストで大変だったと思いますが、今日は気持ちを切り替え、この大きなジップアリーナで、存分にバレーボールを楽しんで下さい。

 今日の球技大会の目的は、3つあります。
1 生徒全員が参加することを原則とし、生徒自らが準備・運営し、委員会活動の活性化を図る。
2 上級生、下級生と教職員の交流を深めるとともに、クラスはもちろんブロック間の親睦を深める。
3 日頃の教育活動の発表の場とし、仲間と協力をして、スポーツを楽しむ。

 私は、現役の頃はバレーボールをしていました。バレーの特徴は、カバーリングのスポーツです。みんなでカバーリングしながら、仲間同士でボールをつなぐことがバレーの基本です。そして、地面にボールが触れるまでプレーが続きます。
 つまり、バレーにとって大切なことは、ミスをしないことよりも、ミスをカバーしてくれる仲間がいるかどうか、チーム内でお互いに声を掛け合いながら、勝利に向け心を一つにできるかどうか、です。
 ・お互いの声の連携により、しっかりカバーリングすること。
 ・ボールが地面につく最後まで、あきらめないでボールを追うこと。
 ・そして、何より応援も含め、仲間と力を合わせて作り上げるプレーを楽しむこと。
 この3つを、今日、皆さんに期待しています。

 「生徒と教職員の交流」も目的に入っており、エキシビション・マッチに教職員チームも出るそうですが、先生方の普段とは違った一面を見ることができると思います。私もこの日に備えて、朝、学校のトレーニング室で筋トレを頑張りました。残念ながら肉離れを起こしてしまいましたが、もし時間があれば少しでも出場できればいいなと思っています。

 では、皆さん、怪我をしないようにしっかりとアップして試合に臨んでください。
 最後に、運営、審判等でお世話になる生徒会執行部、体育委員及びバレーボール部員の皆さんにお礼を申し上げて、私からの挨拶とします。

第2学年 進路だより「有鄰」 第26号

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 第2回実力テスト反省会(H28.10.21(金)において、私が2年団の先生方に話したことを、第2学年の進路だより「有鄰」に掲載してくれました。

 以下、「有鄰」(第26号 平成28年10月25日)抜粋

○近藤校長先生からのメッセージ
 第2回実力テスト反省会には、近藤校長先生も参加してくださいました。そこで我々教員団に話してくださった内容は、君たちに向けたメッセージでもありました。紹介しておきます。

 

 

 

 
 私が生徒達の成長に望むことは三つ。「自立と自律」、「あきらめない心」、「個を高め合える集団であること」です。 

 「自立と自律」、二つの字があります。
 大人としてしっかり自分をコントロールしていくということ。大学受験という大きな壁を乗り越えるために、自分が何のために何を頑張っているかをしっかりと考えてもらいたい。問題を解く場合でも、単に作業として空欄を埋めるのではなくて、なぜそれが聞かれているのかを考える。そういうことの積み重ねが、自分で考えて学ぶ、行動する、大人になっていくということだと思います。それから、日々の挨拶や教室の整頓、そういう小さなこと、簡単なこと、当たり前のことをきちんと積み重ねていく。簡単な部分で自分をコントロールできなければ、受験という大きな壁を越えることはできません。

 次に「あきらめない心」。
 操山生はとてもスマートで優秀です。けれど、そのスマートさゆえに、ときに自分の能力や壁の高さを早々に見切ってしまって、かむしゃらに立ち向かっていく気持ちが弱いように感じることもあります。自分んでやると決めたことに、ハートの強さとガッツを持ってあきらめず立ち向かっていける人であってほしい。

 最後に、「個を高め合える集団」。
 言うまでもなく、学校生活は一人で過ごしているわけではありません。共に支え合い、競い合い、お互いがお互いを高め合える雰囲気を創り出し、それを大切にしてほしいと思います。受験という「大人への階段」を自分の力でのぼっていけるよう、引き続きご指導ください。

 このお話の最後に、「先生方、これからも生徒達のために頑張りましょう!」と言ってくださいました。この「有鄰」のタイトルの通り、君たちは一人ではありません。

学校説明会を行いました

平成28年度岡山県立岡山操山高等学校 学校説明会(H28.11.12(土)於:本校)
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【校長挨拶】
 皆さん、こんにちは。岡山操山高等学校長の近藤と申します。
 本日は、御多忙のところ、本校の学校説明会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。
 先月、平成29年度岡山県立高等学校入学者選抜実施要項が県教育委員会から発表されました。御存知のように、今回から一般入学者選抜における「出願変更制度」が廃止となりました。
 中学生及び保護者の皆様方の中には、これまで以上にどの高校に出願すべきか、悩みが大きくなった方もおられると思います。
私どもも、皆様方へのこれまで以上の正確で分かりやすくタイムリーな情報の御提供が必要と考えております。本日の説明が御参加の皆様方にとりまして有意義なものとなりますよう準備をしてまいりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 さて、本校には「操山ファミリー」という言葉があります。
 これは、生徒と生徒の絆、生徒と教員の絆、卒業生同士の絆など、いろいろな操山関係者の絆の温かさとを強さを言い表した言葉であると思っております。
 この言葉をキーワードとして、3つの切り口から、私からの開会の御挨拶を申し上げたいと思います。
一つ目の切り口は、「スーパーグローバルハイスクール事業」です。
本校は昨年度から、文部科学省スーパーグローバルハイスクールの指定を受けております。目指すものは、岡山県高等女学校(旧一女)からの伝統である「和して流れず」の精神で、岡山と日本の未来を切り拓くグローバル・リーダーの育成です。
 様々な取組を行っておりますけれども、例えば9月末から10月初めにかけてオーストラリアの高校生25名が本校を訪問しました。この前の水曜日(11月9日)にはインドネシアの高校生32名がやって来まして、本校生徒との交流を行いました。
 本校生徒にとりましては、スーパーグローバルハイスクールならではの、学校にいながらにしての国際交流の機会を持つことができたものと考えております。

 ところで本校は、今年、創立117年目を迎えています。
 「操山ファミリー」の一員であります本校卒業生の中には、旧一女や旧二中の伝統ある精神を受け継ぎながら、各方面にわたって、これまでも岡山のそして日本の未来を切り拓いて来られた方々が数多くいらっしゃいます。
 そういう意味で、スーパーグローバルハイスクールの取組は、操山としての新たな取組であると同時に、これまでの操山の取組の継承であるとも考えます。こういう意味において、操山は「伝統」と「革新」が相並び立つ、換言すれば、「伝統は革新の連続である」ということを教育において体現している、県立高校の中でも非常にまれな、特色ある学校であると自負しております。
 これから本校に御入学されるお子様方も、多くの先輩方の跡を継いで、勇気をもって、これからの岡山と日本の未来を切り拓くリーダーとして大きく成長されることを期待しております。

 二つ目の切り口は、「きめ細かな指導体制」です。
 操山高校での学校生活は、勉強も頑張る、学校行事も頑張る、部活動にも頑張るといった多忙な日々になろうかと思います。二兎どころではなく、三兎も四兎も追いながらたくましさを身に付けていく学校です。加えて高校生の時期は多感な年頃でありますので、時として進路の悩みや人間関係の悩みなどが生じることも当然考えられます。
 そうした生徒たちをできる限りサポートしていくために、本校においては、二人担任制、多くの面談の機会の設定、保健室やスクールカウンセラーなどのきめ細かく面倒見のよい生徒支援体制の充実に取り組んでいます。
 この取組は、生徒一人一人を、学校全体でまるで一つの家族のような温かさで見守る「操山ファミリー」を体現するものでもあると考えています。

 三つ目の切り口は、「保護者の皆様も「操山ファミリー」」ということです。
 お子様が御入学されましたら、保護者の皆様方にはPTA活動等への御協力もよろしくお願いしたいと思っております。
操山の保護者の皆様方には、日常的に様々な御支援をいただいております。来春の新入生の保護者の皆様方にも、是非「操山ファミリー」の一員として、生徒たちの成長と学校の発展に向けて、我々教職員と共に取り組んでいただければと思います。

 それぞれの生徒の夢や目標に向けて、勉強は大変だけど、明るく楽しい雰囲気に満ち溢れている。操山の教職員一同、そんな学校を目指しています。そして、自立に向けてそれぞれの道を歩んでいく生徒一人一人にとって、しんどいとき、苦しいときに自分を支え、いつでも思い出すことのできる「心のふるさと」。そんな操山でありたいと思っています。

 非常に簡単ではございますが、開会の御挨拶とさせていただきます。

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