9月1日(火)、2学期始業式が大規模改修が終了したばかりの第一体育館で行われました。
一学期終業式は台風のため中止になったこともあり、全校生徒が集まるのは本当に久しぶりです。

松沢校長先生は式辞で、次のことを話されました。

今年の松柏祭のテーマは、「ＨＥＲＯ is ＨＥＲＥ―ココで輝け―」です。このテーマには、「個々(ココ)の生徒がヒーローとして、ここ(ココ)操山で輝け！」という意味があるとのことです。
3年生の皆さんには、松柏祭で完全燃焼・完全切替し、内側から新たに沸き上がる力で大学入試を乗り越え、人生の大海原に漕ぎ出してくれるものと期待しています。

今年6月、「操五会」という昭和２９年に操山高校を卒業された５期生の方々が、「その時１０歳のわたしは」を刊行されました。
この「その時１０歳のわたしは」には、戦争を体験した方にしか語ることのできない悲しく辛い思い出が記されています。戦争を知らない私たちの世代に戦争の悲惨さを語り伝えるための貴重な記録と言えるでしょう。

岡山操山中学校・高等学校のＳＧＨ(スーパーグローバルハイスクール)では、育成したい資質・能力の最初に『幅広く深い教養」をあげています。このような知識や理解が、これからの社会に求められる、「教養」であると考えています。

「グローバルリーダー」とは、まず、全地球（Globe）的な視野で日本や他の国々とその課題を見ることができる人、他文化・他国籍の人々とも協調しながら課題解決を目指すことができる人を示しています。

最後に
皆さんが、その生涯において決して戦争の悲惨さを体験することがないためにも、皆さんは「幅広く深い教養」を身に付けることに努めてほしいと思います。

　それでは、生徒の皆さん、一人ひとりがヒーローで主役であることを自覚して、元気に主体的に、松柏祭に、そして二学期の様々な活動に取り組んでください。

　

引き続き、表彰伝達と壮行式を行いました。