教育
百十年を超える伝統と歴史を誇る学び舎には、受け継がれてきた一筋の流れがあります。歴史の重みは、それを支え続けてきた数多の卒業生と、さまざまな分野で活躍している先輩諸氏の多さからも推し量ることができます。
21世紀目まぐるしく激動する社会において、生徒が将来どの分野に進もうと、その分野で能力を発揮し、リーダとして期待と信義に応える教育に全力で取り組んでいます。
教育目標
操山高校の単位制は、「生徒一人一人の個性と才能を最大限伸ばす」という教育目標を実現するために、難関大学・学科への進学に対応した、多様な科目の選択制や学習速度の複線化を特徴としており、「夢実現型単位制 操山システム」と命名しています。
多様な選択科目：個性や才能を伸ばすような科目が用意されているため、自分の進路にあった科目を選択することができます。また、難関大学・学科への進学をサポートするハイレベルな科目も用意されています。
学習速度の複線化：「数学Ⅰ」や「英語Ⅰ」においては、自分の進路希望や適性によって「標準」と「速習」クラスに分けて授業を行っています。1年次の時間割（サンプル）を載せています。クリックしてみてください。
1年次の時間割サンプル 
こちら
岡山操山高等学校では、総合的な学習の時間を「未来航路プロジェクト」と称しています。操山高校では自身の体験や討議を通して自己を高めていくことができます。
具体的には、まず保護者の方にご協力いただき、職業研究を行います。さらに「高大連携」で、大学教授の講義や専門家の講演などを聞くことで社会の今を正しく認識したり、ディベートを通して自己を表現する能力を開発したり、異文化理解講座では国際社会についての視野を広めるといった活動を2年間かけて行っています。これらの経験を通して自分自身の適性や将来像を明確に結実し、自己実現が可能となります。
2年次では仕上げとして系統別課題研究レポート作成し、各系統の代表者の発表会も行ない、大学教授からの評価もしていただきます。
操山高校では文武両道の校風のもと、学校行事や部活動にあるいは生徒会活動に充実した高校生活を過ごしています。また、最終下校時刻を設けており、家庭での学習時間も確保しています。
平成22年度1年生の部活動入部率93％で、勉学との両立を可能にしています。部活動を通して先輩後輩の人間関係を構築し、集中力や規律を学んでいきます。多くの部が中国大会や全国大会で活躍しています。
補習授業
長期休業中に補習授業を行っています。各教科では、日々の授業ではなかなか取り組めない内容や、センター試験に特化した授業などそれぞれに工夫して行っています。
土曜日活用
学習支援として、希望者に土曜日を利用した講座を開設しています。得意科目のレベルアップや苦手科目の克服を目指して生徒が自主的に選択します。
自習学習のために教室を開放
家で勉強時間が確保できないとか、通学電車の待ち時間があるので、教室で勉強したいといった生徒のために、自習室を平日の朝7時半頃から、午後は6時前まで（6時には校門を出る）開放しています。生徒はそれぞれに、自習学習をしています。
勉強合宿
夏季休業中に希望者のみ勉強合宿を行っています。各自が目標を定め、長時間集中的に学習を行うことで、自学自習の習慣を身につけます。さらに規則的な生活の中で鍛錬と自信を培って行きます。また教員は生徒からの質問に対応するための体制を整えています。
恵まれた教育環境
JR、バスともに交通至便の地域で、更に岡山駅から直行バスの運行もあります。5万平方メートルを超える広大な学び舎は、緑に囲まれ閑静で恵まれた環境にあります。
操山高校は「勉強も！ 部活動も！ 学校行事も！ すべてやる！」生徒を応援する学校です。平成25年3月卒業生272名中、現役で国公立大学に135名合格、私立大学にも多数合格しています。