岡山県立岡山操山高等学校

岡山操山中学校 通信制課程
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学校説明会を行いました

2016年11月15日

平成28年度岡山県立岡山操山高等学校 学校説明会(H28.11.12(土)於:本校)
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【校長挨拶】
 皆さん、こんにちは。岡山操山高等学校長の近藤と申します。
 本日は、御多忙のところ、本校の学校説明会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。
 先月、平成29年度岡山県立高等学校入学者選抜実施要項が県教育委員会から発表されました。御存知のように、今回から一般入学者選抜における「出願変更制度」が廃止となりました。
 中学生及び保護者の皆様方の中には、これまで以上にどの高校に出願すべきか、悩みが大きくなった方もおられると思います。
私どもも、皆様方へのこれまで以上の正確で分かりやすくタイムリーな情報の御提供が必要と考えております。本日の説明が御参加の皆様方にとりまして有意義なものとなりますよう準備をしてまいりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 さて、本校には「操山ファミリー」という言葉があります。
 これは、生徒と生徒の絆、生徒と教員の絆、卒業生同士の絆など、いろいろな操山関係者の絆の温かさとを強さを言い表した言葉であると思っております。
 この言葉をキーワードとして、3つの切り口から、私からの開会の御挨拶を申し上げたいと思います。
一つ目の切り口は、「スーパーグローバルハイスクール事業」です。
本校は昨年度から、文部科学省スーパーグローバルハイスクールの指定を受けております。目指すものは、岡山県高等女学校(旧一女)からの伝統である「和して流れず」の精神で、岡山と日本の未来を切り拓くグローバル・リーダーの育成です。
 様々な取組を行っておりますけれども、例えば9月末から10月初めにかけてオーストラリアの高校生25名が本校を訪問しました。この前の水曜日(11月9日)にはインドネシアの高校生32名がやって来まして、本校生徒との交流を行いました。
 本校生徒にとりましては、スーパーグローバルハイスクールならではの、学校にいながらにしての国際交流の機会を持つことができたものと考えております。

 ところで本校は、今年、創立117年目を迎えています。
 「操山ファミリー」の一員であります本校卒業生の中には、旧一女や旧二中の伝統ある精神を受け継ぎながら、各方面にわたって、これまでも岡山のそして日本の未来を切り拓いて来られた方々が数多くいらっしゃいます。
 そういう意味で、スーパーグローバルハイスクールの取組は、操山としての新たな取組であると同時に、これまでの操山の取組の継承であるとも考えます。こういう意味において、操山は「伝統」と「革新」が相並び立つ、換言すれば、「伝統は革新の連続である」ということを教育において体現している、県立高校の中でも非常にまれな、特色ある学校であると自負しております。
 これから本校に御入学されるお子様方も、多くの先輩方の跡を継いで、勇気をもって、これからの岡山と日本の未来を切り拓くリーダーとして大きく成長されることを期待しております。

 二つ目の切り口は、「きめ細かな指導体制」です。
 操山高校での学校生活は、勉強も頑張る、学校行事も頑張る、部活動にも頑張るといった多忙な日々になろうかと思います。二兎どころではなく、三兎も四兎も追いながらたくましさを身に付けていく学校です。加えて高校生の時期は多感な年頃でありますので、時として進路の悩みや人間関係の悩みなどが生じることも当然考えられます。
 そうした生徒たちをできる限りサポートしていくために、本校においては、二人担任制、多くの面談の機会の設定、保健室やスクールカウンセラーなどのきめ細かく面倒見のよい生徒支援体制の充実に取り組んでいます。
 この取組は、生徒一人一人を、学校全体でまるで一つの家族のような温かさで見守る「操山ファミリー」を体現するものでもあると考えています。

 三つ目の切り口は、「保護者の皆様も「操山ファミリー」」ということです。
 お子様が御入学されましたら、保護者の皆様方にはPTA活動等への御協力もよろしくお願いしたいと思っております。
操山の保護者の皆様方には、日常的に様々な御支援をいただいております。来春の新入生の保護者の皆様方にも、是非「操山ファミリー」の一員として、生徒たちの成長と学校の発展に向けて、我々教職員と共に取り組んでいただければと思います。

 それぞれの生徒の夢や目標に向けて、勉強は大変だけど、明るく楽しい雰囲気に満ち溢れている。操山の教職員一同、そんな学校を目指しています。そして、自立に向けてそれぞれの道を歩んでいく生徒一人一人にとって、しんどいとき、苦しいときに自分を支え、いつでも思い出すことのできる「心のふるさと」。そんな操山でありたいと思っています。

 非常に簡単ではございますが、開会の御挨拶とさせていただきます。

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