岡山県立岡山操山高等学校

岡山操山中学校 通信制課程
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塾対象説明会

2016年07月04日

20160704blog

【校長挨拶】
 学校説明会の開会に当たりまして、本校を代表し、一言、ご挨拶を申し上げます。

 学校の方は、今日から1学期の期末考査(本校では第2回学力テストと言っておりますが、)が始まり、いよいよ夏本番というところです。1年生も、学校に随分と慣れ、学習や学校行事、部活動等に、思う存分、力を発揮しているところです。
 さて、後で担当から説明をさせていただきますが、本校は、昨年度から文部科学省スーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定され、教育課程等の研究を進めております。
生徒たちが将来、岡山と日本の未来を切り拓くグローバル・リーダーとなるために必要な資質・能力を、本校での様々な教育活動を通して、身に付けていけるよう、全教職員が一丸となって取り組んでおります。
 また、高い志をもった本校の生徒たちがさらに伸びる「進学すべき大学」へ導くことも、我々の大きなミッションです。
 現在、高大接続システム改革の議論が進んでおりますが、大学入試改革は、高校教育や大学教育の改革と一体であることを、常に意識しながら教育活動を行っております。
大きな流れは、いわゆる「学力の3要素」(①十分な知識・技能、②それらを基盤にして答えが一つに定まらない問題に自ら解を見出していく思考力・判断力・表現力、③これらの基になる主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)を、高校でしっかりと育み、大学入学者選抜で適正に測定し、受け入れた大学ではさらにその力を伸ばして社会に送り出す、というものだと思います。
 「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」では、ご案内のように、複数の情報を統合し、新しい考えをまとめる思考力・判断力や、その過程や結果を表現する力を評価するための記述式問
題が導入される方向でございます。

 われわれはスーパーグローバルハイスクールの一環として、教科指導の改善に向けたグローバル・キャン・ドゥー・リストを作成したり、有識者をアドバイザリースタッフとして招聘しての授業研究や公開授業など、各教科指導において、思考力・判断力・表現力を育成するための授業改善を、中学校も含め、全校を挙げて進めております。
また、「学力の3要素」の一つである「学びに向かう主体性・多様性・協働性」につきましては、高校の調査書を含めた多様な資料により、個別の大学の入試で測定されることになると思いますが、本校では、海外研修での現地校や現地の人々との交流や、総合的な学習の時間(未来航路プロジェクト)でのグループでの課題研究を通して、生徒の、学びに向かう主体性や協働性をしっかり育んでまいりたいと考えております。

 日本がこれからも成長・発展していくためには、私は「教育」が何よりも必要だと考えております。
 我々の未来を託すことのできる、日本や国際社会の未来を切り拓く高い志を持った生徒を本校でしっかりと育て、社会に送り出していきたいと考えています。
 今後、今まで以上に、高い志を持った生徒に本校を目指してもらい、岡山操山中出身の生徒と高いレベルで切磋琢磨させながら、生徒たちの多様な個性や能力をさらに伸ばしていきたいと考えておりますので、御理解・御協力のほど、よろしくお願いいたします。