
第2回実力テスト反省会(H28.10.21(金)において、私が2年団の先生方に話したことを、第2学年の進路だより「有鄰」に掲載してくれました。
以下、「有鄰」(第26号 平成28年10月25日)抜粋
○近藤校長先生からのメッセージ
第2回実力テスト反省会には、近藤校長先生も参加してくださいました。そこで我々教員団に話してくださった内容は、君たちに向けたメッセージでもありました。紹介しておきます。
私が生徒達の成長に望むことは三つ。「自立と自律」、「あきらめない心」、「個を高め合える集団であること」です。
「自立と自律」、二つの字があります。
大人としてしっかり自分をコントロールしていくということ。大学受験という大きな壁を乗り越えるために、自分が何のために何を頑張っているかをしっかりと考えてもらいたい。問題を解く場合でも、単に作業として空欄を埋めるのではなくて、なぜそれが聞かれているのかを考える。そういうことの積み重ねが、自分で考えて学ぶ、行動する、大人になっていくということだと思います。それから、日々の挨拶や教室の整頓、そういう小さなこと、簡単なこと、当たり前のことをきちんと積み重ねていく。簡単な部分で自分をコントロールできなければ、受験という大きな壁を越えることはできません。
次に「あきらめない心」。
操山生はとてもスマートで優秀です。けれど、そのスマートさゆえに、ときに自分の能力や壁の高さを早々に見切ってしまって、かむしゃらに立ち向かっていく気持ちが弱いように感じることもあります。自分んでやると決めたことに、ハートの強さとガッツを持ってあきらめず立ち向かっていける人であってほしい。
最後に、「個を高め合える集団」。
言うまでもなく、学校生活は一人で過ごしているわけではありません。共に支え合い、競い合い、お互いがお互いを高め合える雰囲気を創り出し、それを大切にしてほしいと思います。受験という「大人への階段」を自分の力でのぼっていけるよう、引き続きご指導ください。
|
このお話の最後に、「先生方、これからも生徒達のために頑張りましょう!」と言ってくださいました。この「有鄰」のタイトルの通り、君たちは一人ではありません。