令和元年度 中学校教員対象 学校説明会 校長挨拶
R1.10.17 THU
皆様、こんにちは。岡山操山高等学校長の近藤と申します。
本日は、大変お忙しい中、本校の学校説明会にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
開会に当たりまして、本校を代表し、一言御挨拶を申し上げます。中学校の先生方には大変お世話になっております。
新聞等でも報道されましたが、本校は、今年度、創立120周年記念式典を行いました。1900年(明治33年)に創立した岡山県高等女学校をルーツにしておりますが、長きにわたり岡山県の高校教育をリードできておりますのも、中学校から優秀な生徒さんをお送りいただいているおかげです。心から感謝申し上げます。
先生方が送り出していただいた生徒たちは、岡山操山中学校出身の生徒たちと切磋琢磨しながら、本当によく頑張ってくれています。
特に、文武両道で頑張りたい生徒がたくさん入学してくれており、岡山操山中学校出身の生徒たちと共に、勉強でも学校行事でも部活動でも本校を引っ張ってくれています。本校に活力と多様性を与えてくれています。
せっかくの機会ですので、最初に私から2点だけ、お話をさせていただきます。
1点目は本校の特長について、2点目は学校の受け入れ体制についてです。
1点目の本校の特長についてですが、本校では、スーパーグローバルハイスクールの指定を受けて、岡山や日本の未来を切り拓く将来のグローバル・リーダーの育成を図る教育を進めております。グローバル・リーダーとして必要な資質・能力を、「幅広く深い教養」、「課題解決能力」、「リーダーシップ」、「コミュニケーション能力」、「社会貢献の意識」という5つに定め、本校での様々な教育活動を通して身に付けていけるよう、全教職員が一丸となって取り組んでおります。
本校では3年間にわたり、総合的な探究の時間を中心に、「未来航路」という課題探究学習を行っております。新しい学習指導要領を先取りする形で、生涯にわたって「探究」を深める「未来の担い手」として必要な力を、1年生から3年生まで系統的に育成しております。
「課題探究学習」と「授業改善」を柱とする本校の教育は、知識・技能だけでなく、思考力・判断力・表現力、さらに学びに向かう力や人間性も含めしっかりと評価していこうという「高大接続改革」に対しても、必ずプラスになると確信しております。
2点目の学校の受け入れ体制ですが、高校では単位制を導入しており、1年生のときから数学・英語等で、例えば2クラスを3つに分け、速修・発展、標準という進度別の編成をしながら、じっくり学びたい生徒、早く進みたい生徒など多様な適性に対応したきめ細かい少人数指導を行っております。
募集人員が約160人と他の普通科高校と比べ少なく、また、岡山操山中学校出身の生徒とうまく融合しながらやっていけるのか、という不安等を中学生の皆さんや先生方もお持ちかもしれません。私は生徒の間にある「多様性」を大切にする自由な校風と、生徒の個性や能力を最大限伸ばす教職員の力が操山の魅力だと考えております。
是非、今日の説明を参考にしていただき、中学生・保護者の皆さんに、岡山操山高校への受験について背中を押していただけるとありがたいです。
本日は、どうぞよろしくお願いいたします。